白味噌菌と同様に、甘酒菌や醤油菌も、蒸した米や麦に、甘酒菌や醤油菌をふりかけて、麹の胞子が一面に、きれいにつくまで、3日3晩、寝かせます。
白味噌菌は、県内で一番使われています。味も色も淡白なものが流行った、昭和50年ごろから、白味噌菌が好まれるようになりました。今では、県内では、白味噌菌が主流になっています。
弊社が創業時「味噌菌」という名前で出していたのは、現在の田舎味噌菌で、緑黄色の、種麹菌です。麹を寝かせると、まず真白い綿状の胞子が付きます。田舎味噌菌では、次に、淡黄色に変わってゆきます。ここで麹の 出来上がりです。田舎味噌菌が、味にコクがあって、おいしいと評判です。
昔、各家庭の庭で、木製のせいろで蒸していました。この写真は金属製の蒸し器で、台所で米を蒸します。